2011年11月9日水曜日

これからの音楽産業と今後のミュージシャンの活動についてどう考えるか?

みなさん。こんにちわ。

PCEの堤と申します。

PCEは広島と東京と事業部が分かれておりまして、私はPCE東京音楽セクションにて働かせて頂いております。

本日は『これからの音楽産業と今後のミュージシャンの活動について』という題目で私の考えを述べて行きたいと思っております。

現在、音楽産業は歯止めの利かない大不況に見舞われています。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、音楽配信時代が台頭し無料で配信される楽曲も多くなりCD自体が売れなくなった。いわば録音物売買ビジネスの仕組みが役に立た無くなってしまった事が主たる原因であります。

これによっていわゆる『おじいちゃんからお孫さんまで』の指示を得れるポピュラーミュージックという物は産まれにくくなりましたが逆にインターネットの普及と音楽配信事業によって日本人が聞く音楽のジャンル趣味嗜好の分野が広がり、ロングテイル現象(牛の尾が長い様に産業の裾野が広がる)が起きております。
それによって一昔前の様にミュージシャンが『僕たち売れたいんです!』という思いだけではなかなか結果が出にくい産業になっています。

と言う事は今後ミュージシャンが活動して行く上で、意識して活動して行かなければならないのは、もの凄く端的に言うと『商品開発』の視点で如何に自分たちの表現を見る事ができるか?という事です。詳しく説明すると、

1,自分たちが一番伝えたい(表現したい事)は何か?=哲学を持つと言う事
2,自分たちの思いを伝えたい人物(ターゲット)は誰なのか?
3,自分たちの表現したい全体的なテーマは何か?=簡単にいうとキャッチコピーは何か?
4,それに伴った行動、生き方、生活をしているか?

これら4つの事を意識し自分たちの表現自体を固めて行く必要があります。
それを元に、いかにネットと配信を使い自分の個性をプロモーションできるかが勝負の鍵となって来ます。

時代が移り変わる様に"表現を届ける"という方法も変えて行かなければなりません。

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